これから新しくFCビジネスに加盟店を検討している方にとって、最も重要な要素です。また、FCビジネスに限らず、新しく事業を始める際に誰もが慎重に検討しなければならないポイントです。
FCビジネスだからと言って、成功が保証されているわけではありません。FC本部によって、その整備状況やビジネスの確実性は全く異なります。
FCビジネスに加盟するメリットは、知名度や特殊な商品・サービス、コストダウン、管理システムの効果性・効率性といった差別化要素を開業当初から得ることで、競争力が高まることです。最近では、小売業、飲食業、サービス業など多くの業種でFCビジネスが広がっています。
今回は、FCビジネスを選定する際に、店舗実績を調査するポイントを整理しておきます。
FC本部の実績情報の公表度
“FC本部が、店舗実績などの情報をどの程度公表しているか”
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もちろん、うまくいっているFCほど、個々の加盟店実績など、多くの詳細な情報を公表しています。
収益性
“既存の店舗は、どの程度儲かっているか”
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一般的に、最もビジネスの収益性を把握できる指標は、投資回収率です。どの程度の開業費が必要で、何年間で回収できるかということです。
一般的には20%(5年間)程度の回収率であれば、高収益といわれていますが、近年はビジネスのライフサイクルが短命化していることもあり、30%程度は欲しいものです。特に小資本で開業できるビジネスは、競合店が増加するペースも速く、後発店ほど大規模になりますので、2〜3年で競合状況は大きく変化してしまいます。
成長性
“既存の店舗は、年々成長しているか”
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成長業種(業態)に参入するのと、成熟業種(業態)に参入するのとでは、将来的な成功の度合は大きく異なります。
FCでも伸びている業種・業態に参入することが非常に重要です。特に旧態依然とした業種に新しいスタイルを提案しているFCが有望といえます。コンビニもファーストフードも成長期は同様でした。ここでいう新しいスタイルとは、その業種での話ですから、他の業種では当前のことでも差別化ポイントとして通用する業種もあります。
最近では、リサイクルビジネスやサービス業などで成長株と思われるビジネスが増えています。
成功要因の明確度
“なぜ成功しているか、成功するかの根拠が明確かどうか”
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既存店の業績が良いとしても、その理由が「特殊な立地条件や特殊技能を持つ社員の存在」などの理由であれば、差別化要因とはいえません。
ケンタッキーフライドチキンの差別化商品、セブンイレブンの緻密な管理ノウハウ、ミスタードーナツの頻繁な広告展開と販促企画、マクドナルドの圧倒的な価格競争力など。他社が真似しにくい明確な差別化要素を持っているFCほど強みがあるといえます。
加盟店の満足度
“複数店舗を経営しているオーナーは、どの程度の割合か”
2店舗、3店舗と複数店舗を経営している加盟店が多いほど、確かなFCといえます。特にこの不景気の中で同一オーナーの加盟店が増店しているFCは有望なFCと思われます。
ビジネスに対する自分自身の相性や適正について
“自分が本気で努力を継続し続けられるビジネスですか”
いくら上記の要素を満たすFCでも、自分自身の努力が不足してしまえば成功は困難なものになります。自分の嗜好性(好き嫌い)や適正(得意分野)も成功のための大きな要素となります。
現実的には、以上の要素を全て満たしているFCはなかなか見つかりません。しかしながら、全てを満たさなければ成功できないわけではありません。検討しているFCの実績と競合状況、自分の適正を考慮して、“どの程度の見通しが立つのか”をFC本部任せでなく、自分自身で情報収集して判断することが最も重要です。